これがU-TECの目指す
「住」つくる
安心快適な環境を
これからもつくっていきます
屋根工事
日本に古くからある瓦屋根ですが、ひと言に「瓦」といっても金属瓦や洋瓦など、種類や重さは様々です。
中でも重い瓦を例にあげると、厚型のセメント素材で1枚4kgほどあります。
ここでは、地震などの災害により、屋根の重さがどう影響するかを解説していきます。
左の図をご覧ください。
バネの上にそれぞれ重さの違うボールを乗せて水平に揺らしてみると、重いボールのほうが強く揺れます。
建物も同様に、重いものがあると地震の際の揺れが強くなります。
瓦屋根と金属屋根、重さを比較してみると...
屋根を100㎡(例:10m×10m)葺いた際の重さは、
瓦屋根:4,700kg 金属屋根:1,300kg
と、3,400kgの差があります。※1
屋根にアジアゾウが約1頭いるかいないかの違いです!※2
金属屋根は瓦屋根の約10%。上記のバネの揺れでイメージしてみると、大きな差が伝わるでしょうか。
また、U-TECには瓦屋根の建物と金属屋根の建物を小型化した模型があります。
比重等の割合も実物同様で、地震が来た際の揺れ方をひと目で確認することが可能です。興味を持たれた方は是非ご来店ください。
※1 瓦屋根...桟葺き燻し和瓦屋根
(瓦本体:151.2kg/坪(56枚×2.7kg/枚)+下地・副資材:7.0kg/坪=158.2kg/坪)
金属屋根...ガルバリウム鋼板屋根
(43kg/坪)
※2 アジアゾウ(オス):3.6トン/頭で計算しております。
また、U-TECが遮熱工事で使う遮熱材リフレクティックスは1㎡あたり310gです。
上記の100㎡の屋根に取り付けたとしても、リフレクティックスの重さは31kgと、金属屋根本体の約2.5%ほどにしかなりません。
遮熱工事により、屋根が極端に重くなることはありませんのでご安心ください。
遮熱工事に関してはコチラ
種類 | 重量(kg/㎡) | |
---|---|---|
① 積雪※1 | 厚さ:10cm | 9.0 1g |
厚さ:30cm | 27.0 1g | |
② 太陽光パネル※2 | Panasonic製 | 11.8 1g |
SHARP製 | 13.1 1g | |
TOSHIBA製 | 12.1 1g | |
③ カバールーフ※3 | ダンネツトップ | 4.8 1g |
エバールーフやまなみ | 5.0 1g |
ご依頼いただいたのは、当時70代のご夫婦でした。茅葺屋根をトタン屋根にしてから、毎年塗装をして 維持してきたそうです。しかし、ご高齢になったこともあり、屋根材を変えたいとご希望されました。
ご夫婦の「これからも親戚や孫たちが集う家であり続けたい」との願いを叶えるために、 屋根改修×耐震補強工事をさせていただきました。
完工から数年後に起きた
『東日本大震災』...
心配ですぐにお電話すると「今までに経験したことのない強い揺れだったけど、家はどこも壊れていません。 ビクともせず、私たちを守ってくれました。あの時工事して良かった。本当にありがとう。」という嬉しい お言葉をいただきました。
これがU-TECの目指す
「住」つくる
安心快適な環境を
これからもつくっていきます